三井マリ子さんの裁判に支援を!

 女性問題で活躍中の三井さんが、大阪豊中市の女性センター館長を首にされた。理由は、2年にわたる、バックラッシュ勢力の中傷、嫌がらせに対して、豊中市と男女共同参画推進財団が「非常勤館長を常勤にする」という口実で、三井さんにそのための試験を受けさせ、不合格とし、首にしたという事実である。

 三井さんは、豊中市と財団を相手に、1200万円(慰謝料と弁護士費用)の損害賠償請求を起こした。バックラッシュ派の攻撃に屈することはできないと多くの弁護団と支援者に支えられて頑張っている。

 バックラッシュに屈せず男女平等を推進するか、また女性センターの非正規職員に対する合理的理由のない雇い止めを許すかを問う訴訟の第1回公判が2月2日にあった。富山や高知など、遠方からもかけつけ、傍聴席は人であふれ、交流会も元気いっぱいで、この訴訟をきっかけにバックラッシュへの反撃を進めようと確認した。次回法廷は3月14日10時から大阪地裁809号。

 詳しいことはhttp://fightback.fem.jp

(文責 正路怜子)


(出典:「男女平等をすすめる全国ネットワーク 第31号」(2005.2.23))


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