条例制定と引き換えにすてっぷ館長排除


三井 マリ子(館長雇止め・バックラッシュ裁判原告)


私が、豊中市とすてっぷ財団を訴えてから1年がたちました。WWNにはどれだけ力づけられたことか。感謝でいっぱいです。
館長雇止め・バックラッシュ裁判は、「バックラッシュ(男女平等への反動)」と「非常勤不当雇止め」という二大女性差別問題と闘う訴訟です。合理的理由なく雇止めをし、採用を拒否したことの違法性を追及し、非常勤の使い捨てをするな、という判例を勝ち取ろうという裁判です。背後にある、陰湿なバックラッシュ勢力との闘いでもあります。
なぜ、豊中市は、極秘に館長の後任候補者リストを作り、「三井さんは3年で辞める」と嘘をついてまで候補者に就任要請をしたのか? バックラッシュ議員は、条例案を攻撃してきたにも関わらず、なぜ賛成起立に回ったのか?
  3月15日は証人が決まる日。バックラッシュ勢力の政治的圧力に屈して、雇止めをした事を明らかにするには一色豊中市長に、採用試験の不公正さを明らかにするには現館長の桂さんに、証人として出てもらわなければなりません。
 しかし、被告側は、二人を証人に出すことを阻もうとしています。裁判官も同調しそうです。前回の法廷で、寺沢勝子、島尾恵理弁護士は、一色市長と桂館長を証人に出すように裁判官に再度、訴えました。現在、二人は保留となっています。証人に一色市長と桂館長が含まれるようにするアイデアを寄せてください。


出典は『WWNニュースレター 42号』(2006年1月20日)

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