いよいよ証人尋問。4月17日法廷・廊下を埋めつくしたい!


三井 マリ子「館長雇止め・バックラッシュ裁判」原告
「すてっぷ」初代館長


 3月15日の裁判に向け「陳述書」を書き上げました。
 1年余り、訴状や準備書面を弁護団とともに作成してきた私は、それらと重複しない内容でと思っていました。ところが、弁護団から「重複は当然。知っていることすべて書いて」「この裁判をわかってもらうため1冊の本を書くつもりで」「争点は絶対逃さず」と叱咤激励されました。私はすてっぷでの3年半を再び思い出し、順を追って事実を整理していきました。こうして約10万字の文書ができあがりました。ぜひぜひお読みください。
 一方、私がパソコンに向かっている間、ファイトバックの会は、大法廷で開廷してほしいという運動を開始。1週間程度で209人の傍聴希望者を集めてくださいました。ところが、裁判長は「この事件は、この法廷ですることになりました」とそっけない返事でした。弁護士が「理由は?」「あれだけ傍聴の要望が出ているのに」とつめよりました。しかし「第5民事部関係では、原告が23人の事件だけ大法廷で、他は小法廷です」というだけでした。
 法廷の後、弁護士会館に移り、弁護士解説つき交流会がありました。そこでも、この件について大議論になりました。中には「市民を馬鹿にしている、許せない」という声も。また、大野町子弁護士より次のような力強い意見がありました。
 「次の法廷は4月17日。豊中市人権文化部長が証人。法廷・廊下を埋めつくすくらいの傍聴人を集めるしかない。これでは大法廷しかない、というほどの勢いを見せるしかない」
 ということで、4月17日(月)午後1時半。全国のみなさん、大阪地裁に傍聴にいらしてください!
 この裁判が、「非常勤職員の不当解雇」「バックラッシュに屈した行政」という2大テーマに挑む重要な裁判であることを裁判官に知らせるためにも・・・。


出典は『WWNニュースレター 43号』(2006年4月10日発行)

http://www.ne.jp/asahi/wwn/wwin

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