館長雇止め・バックラッシュ裁判 いよいよ判決へ 

9月12日(水)13:10〜 大阪地裁809号

和田明子

 原告の三井マリ子さんは豊中市の男女共同参画推進センター「すてっぷ」の初代館長として、全国公募で選ばれました。三井館長の企画は斬新で、視点が広く、わたしたちはいつも元気と勇気をもらっていました。

 その仕事に危機感を持った「男らしさ、女らしさ」に固執する勢力と、「男女共同参画条例案」の議会提案を半年延期していた豊中市は、議会での可決をあせって三井排除の密約をしました。その密約がどのように実行されていったのか、すべてが「最終準備書面」であきらかにされました。そこには市民の存在など全くありません。

 豊中市が三井館長在任中に「すてっぷの組織強化のため」と、お願いして招いた2代目館長の桂容子さんも「組織強化にはなっていなかった。思うように仕事ができなかった」と裁判で証言して3月31日付けで辞職された。豊中市は二人の女を使い捨てにしたわけです。しかしこの問題に対して、すてっぷの理事や評議委員の声はまったく聞こえてきません。

 すてっぷを本来の市民のための場所にできるのか、この裁判の行方が大きく影響します。最後までご支援をよろしくお願いします。 。

和田明子(ファイトバックの会


(出典:『WWNニュースレター 48号』2007年7月)

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