最後の最後のカンパのお願い

上田 美江(代表)

私の最終メッセージは、手放しで「ありがとう」で締めくくりたかったのですが、最後の最後のお願いです。

三井マリ子さんは、住友電工男女差別裁判の勝利和解により発足した「働く女性の裁判基金」の授与者第1号に選ばれ、そこからの資金約300万円すべてを弁護士着手金、控訴審納付金など裁判費用に当ててきました。

三井さんの東京大阪130回余りの交通費や、ニュース発行やHP維持などは、皆さまのご寄付によって賄ってまいりました。しかし、この「働く女性の裁判基金」の経済的支援がなければ、裁判の継続は難しかった、といっても過言ではありません。

勝訴した暁には、「働く女性の裁判基金」にカンパできると張り切っていましたが、慰謝料は150万円です。雀の涙だったことはご承知のとおりです。

そのため、三井さん自身には1円も残らないだけでなく、本来、返金すべき額の半額ほどしか「働く女性の裁判基金」にお渡しできませんでした。

そこで私たちは、次に闘う女性たちのために、同基金にできる限りのカンパをしようと固く決意しました。

どうか私たちの意を汲んでいただき、今後の闘う女性へのカンパに、ご協力をよろしくお願い申し上げます。とくに、これまで会にカンパをしそびれていらした方……、女性の人権確立のために、切にお願い申し上げます。締め切りは7月20日です。

郵便振替口座:00910−0−137307 
口座名:ファイトバックの会

P.S.働く女性の裁判基金については、「実りの秋にありがとう!『働く女性の裁判基金』」(三井マリ子)をお読みください。

【上記は、2011年6月22日付け「メールニュース」81号掲載のカンパ呼びかけです。その後も何回か同ニュースで呼びかけを続けました。また印刷版『ファイトバック!』2011年6月20日号でも呼びかけました。

上田美江、柴田誠子、岡田夫佐子、木村民子、勝又みずえ、
        上田峯子、岡田啓子、岡橋時子、和田明子、ふじみつこ、  
        山田千秋、三木草子、示村冬子、木下良子、三木綾子】   

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