冊子 館長雇止め・バックラッシュ裁判
原告三井マリ子「最終準備書面」
ぜひ、読んでください


21世紀の女性労働問題解決への指針

「最終準備書面」
「最終準備書面」は2007年6月6日、結審の日に、原告側から大阪地方裁判所に出された最後の主張です。

 三井さんは、豊中市の女性センター「すてっぷ」の初代館長に全国公募で選ばれました。その企画は斬新で視野が広く、「すてっぷ」に行くと私たちは勇気が湧いてきました。しかし三井さんの仕事を嫌っていた勢力が議会にいました。彼らは「男女共同参画条例」にも反対。条例制定をあせっていた豊中市は三井排除を画策。後任館長もさっさと決めてしまいます。情報から隔絶され、理由も不明確なまま解雇された三井さん。でも、三井さんは泣き寝入りしませんでした。
 2004年末の提訴から2年半にわたる法廷でのやりとり。証人尋問や被告側の主張を幾重にも織り込んだ13万字以上の大作が完成しました。わざわざ裁判所まで行かなければ読めなかった被告側の書面、証人調書、年表・・・。被告側の矛盾をひとつひとつ引き出し、三井さんがいかに非道に排除されたかを証明しています。渾身の力を出し切った原告と彼女を支えた弁護団の見事なコラボ レーションです。

第1 原告と被告財団の雇用契約
第2 館長としての実績
第3 地方自治行政の通常のあり方からは到底考えられない組織体制の変更
第4 原告排除の真のねらい―バックラッシュ―
第5 もうひとつの狙い
第6 組織体制の変更に名を借りた原告排除
第7 被告豊中市の責任
第8 原告の蒙った損害
年表「豊中市の原告排除の動き、条例制定、バックラッシュ攻撃」


「最終準備書面」感想へ

◆館長雇止め・バックラッシュ裁判原告三井マリ子「最終準備書面」
A4判208ページ 1冊800円(実費+カンパ)
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     〒530-0047 大阪市北区西天満2−3−16 絹笠ビル1F
     Fax 06−6365−5550 Email : fightback@hh.fem.jp
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